2014年4月6日日曜日

たまには映画の話をしよう

この4月から消費税が上がるということで
毎年訪れる年度末の繁忙期に加え
駆け込み需要で3月は大変てんやわんやしておりました。

勤め先が受注生産型のメーカーなので
発注されてもすぐには納品の対応が出来ないのである。

みんなもっと計画的に頼んでくれれば良いのに…と思いつつ
扱っている製品柄、発注が後回しになるのもとてもよく分かるんですけどね。。

そんなこんなでエレカシさいたまアリーナは
レポートを書き上げる前にDVDが発売され
先にそれを見てしまうというまさかの事態です。笑

要するにこれはただの言い訳です。

せっかく途中まで書いてあるので
DVDを観て記憶を新たにしながらこっそり完成させよう…
(おそっ)

にしてもやっぱりあの「やさしさ」は素晴らしく良かったなー
「彼女は買い物の帰り道」も「ヒトコイシクテアイヲモトメテ」も
「あなたの優しさを俺は何にたとえよう」も!

 * * *

『アナと雪の女王』を観てみる。


二人の友人が強くお勧めをしていたのでみてみました。
ディズニー映画、映画館でなんて初めて見た!

(だいたいそんなに映画館自体に行かないんだけど!)

雪だるまやトナカイといったキャラクターは可愛らしくユーモラスだったし

吹替版で観たのですが、ダブルヒロイン役の松さんとサヤカ女史も良かった。


個人的には特にミュージカルが好きなわけでは無いのですが
歌のシーンや映像はとても迫力がありました。

特にLet it goの流れるシーンはぐっと惹きこまれて良かった。

ヒロインの心情やその後に起こるであろうことを考えると
力強い歌声と映像に反して、とても空しくて悲しいシーン。
その対称が印象に残るシーンでした。

松さんは某音楽フェスで拝見したことがあったので歌が上手いのは知っていましたが、
やっぱり女優さんなので演技と歌が混ざるともっと力が出るのだなと感心。


そして興味深かったのは作品自体の姿勢。


正直なところストーリーには色々と突っ込みどころがあり

もっとリアルでドラマチックにも出来るんじゃ!?とも思ったのだけど
同時にこれは意図的なのじゃないかと深読み。

童話や昔話って大抵
とんでもない展開をしたり細かいところは気にされていないものだけれど
この話も極端に言ってしまうとそういうところがあって。

あくまで型は童話…というか「お話し」であり、それをパロディとして壊す
ということを大々的に行っているのが感じられました。

脱王子(←ネタバレのため白黒反転)というラストが一番分かりやすかったんだけれど
色々なところにそういった要素が垣間見えたように思う。
ついにディズニーがDWJ化した!

なんて
ダイアナウィンジョーンズファンの私はつい思ってしまったのでした。笑


ぐりとぐら展

少し前の話しですが
MATSUYA GINZAで開催されていた「ぐりとぐら展」に行ってみた。


ぐりとぐら。


超有名絵本ながら、実はそれほど読んだことが無かったのですが
友人に連れられて行って見たところ、ものすごく混んでいてびっくりしました。
こんなに人気なんだ。

8階の会場から3階くらいまで階段にずらっと列が出来ていてびっくり。
子供づれも多くてさらにびっくり。

果たしてこれに連れてこられて、こんなに並んで、
ちびっこ達は楽しいのだろうか??というかまず覚えているのだろうか…
などと思ってしまったのですが(笑)

友人曰く「意識が高い人はきっと連れてくるんですよ」
「もしくはこれなら子供連れでも良いかな、というお母さん達の息抜きです」とのこと。

そ…そっか。
後者の理由なら分からなくもないような。。

しかし小さい時に美術展に連れられたことなど無かった私には
なかなか衝撃的な眺めでした。

小さい時は見るより描いた方が良いんでないか、と思わなくも無いんですが、
そんなことないのかな。

幼少期に絵本の読み聞かせを全くされていなくても、
親が読書をほとんどしなくても、
本好きになる人はなるんだぜ!!!

と、私は勝手に思っていたのですが
(なぜなら私がそんな育てられ方をしたから)
どうもそれは少数派らしい…というのはここ数年で気付いたことです。

一般的には趣味においても親の嗜好は子にずいぶん影響するらしい。。


何の話だ。

話しを戻そう。

で、ぐりとぐら展

大きな本やカボチャや卵のオブジェなんかもあって
たしかにちびっ子もちょっと楽しめるような構造になっていました。

そして長年の歴史を感じられる内容で面白かった。
絵って進化するんだな。

「くるりくら」の手の長さが不思議で
「おおそうじ」が一番好きでした。


 * * *

展示していた絵。
部分。