2012年12月27日木曜日

日記

12月に書きかけにしていた日記をいまさら更新。
ひどい。笑

 * * *

ひさしぶりに十二国記を読み直したら
さすがの面白さでした。
ほんとに新刊出るんだろうか。

続きまして
工藤直子さんの『ともだちは海のにおい』という本が面白かった
ので、みんなに薦めたい。
詩とか哲学っぽいものと、お話しが絶妙バランス。
+長さんの挿し絵が良い!


珍しく映画を2本も見ました。

よくわからない流れでなぜか見ることになった『悪の教典』

これはひどかった。
ストーリーの無いスプラッタな映画だった。

作っている人はあれがカッコいいと思って作ってるんだろうか。
カッコいいと思わないと作らないよな。
なんか悲しい。

本の方は面白いのだろうか。


エレファントカシマシが主題歌なため見に行った『のぼうの城』
時代物なのだが、たまに非常に軽い現代口語が入り混ざる。
わざとだと思うのだけどすごい違和感でした。笑

でもお話しはまぁまぁ面白かったので良し。
映画館でエレカシは感慨深いんだな、何にせよ!

2012年11月4日日曜日

野音レポート

遅筆すぎて既に宮本さんの言葉は会報で知るところだと思いますが…
もう新曲も出ちゃって完全にテンポがずれてますが。

めちゃめちゃ長い上に、今更なレポート。やっと書けたのでせっかくなので記録。笑
読みたい人だけ読んでくれ。

というのはまぁ、普段の日記もそうなんだけど!

 * * *



会場に入るといつものバンドセット、おまけにキーボードまであり、アコギでの弾き語りしかやらないのかなと思っていたため少し驚く。

17時、1人宮本さんが静かに登場し、拍手と歓声で迎えられる。
パイプ椅子をまたいで、1曲目は『夢のちまた』
おおぉ。ちゃんと野音だ。
どんな様子で歌ってくれるのだろうと緊張していましたが、思いのほか力強い歌声。
“春の一日が…”の少し大きくなる部分で(わー大丈夫なのか大丈夫なのか)とドキドキしましたが
伸びる歌声を聴いて、あぁ、大丈夫なのかな、と少しほっとする。

「すごい心配してもらっちゃって…ほんとにごめんなさい!」
「あっち行ったりこっち行ったりごめんね」
「身体は元気なんです。大したことないんですよ、こんな感じだし」
と一通り謝られて、元気そうな様子にもう一つ安堵。

弾き語りに、落ち着いた長いMC
「フォークのコンサートみたい…」と言う宮本さんに客席からも笑いがおき、入院や手術に至るまでの経緯を説明してくれました。
以下、宮本さんによる説明。
口調等は、あくまでもこんな感じだったような…という私の激烈に曖昧な記憶に寄ります。
ちゃんとした言葉はファンクラブ会報で確認してください。


左耳が聞こえなくなって、水でも入ったかなと思ってタオルにバンバンとかやっちゃったんだよね。
(うんうん。私もやりますよ。普通やっちゃいますよね)。

でも良くならなくて、お医者さんに行ったんです。
日曜だったんだけど、今は日曜でも回り持ちでお医者さんがやってるんだね。
(どうでも良いですが、持ち回りでなく回り持ちと言ってました。笑)

女の先生で「(先生に似せたと思われる口調で)これは突発性難聴ね」ってステロイドの薬をもらって。
その日は良くなったんだよ。
次の日が新曲のジャケットのフィッティングで…すごい服なんだけどさ。白いスーツに字が書いてあって。
(見ました見ました、すごいですよね。笑)
そしたらすごい耳鳴りがして、普通じゃないんだよ!

実は4月くらいからずっと耳鳴りがしてて、1人でいたりレコーディングしてたりすると「あ、俺すごい耳鳴りしてんな」とか思ってたんですけど…
こんな色々言っちゃって良いんですかね?
(そんな前から?!色々言っちゃって良いです!)

でももう普通の耳鳴りじゃなくてヒャーッって凄い耳鳴りがして、
で、おっきい病院を紹介してもらって聴力検査したんだけど、次の日もう1回したらもっと悪くなってて
「左耳に関して言えば宮本さん、これは補聴器をつけても殆ど聴こえないくらいですよ」
「これは突発性難聴ではありません」と。
突発性難聴はこんなに急に悪くならないんだそうで…で、いきなり「手術しましょう」と。

手術って聞いてびっくりしちゃってさ!
手術したことある人はわかると思うんだけどびっくりするじゃない!
オレ細いけど元気自慢だったからほんとびっくりしちゃって…。

それで色々説明されて、
苦い味が分からなくなるかも知れないとか、喉から管を通すから声が出なくなる可能性もありますが、命を優勢しますからって言われて。
そうですか。お願いします!ってもう覚悟したんですけど。
(手術の時は色々最悪の場合のことも言われますもんね
しかし声出ないとか怖いな)

手術自体はわかんないうちに終わってたんだけど。
終わってから何か腰が痛いような気がして、腰が痛いんですけど…、って言ったら「それは絶対あり得ない!」と。
(宮本さん「あり得ない」を連呼してました。笑)

なんか手術とかしたから自分が特別みたいになっちゃって。。
そしたらやっぱり腰は全然関係ありませんでしたね。笑

と、この話しの途中で『悲しみの果て』、一区切りついて『約束』の演奏。
こんな形で弾き語りで聴けるとは…
『約束』みたいな長い曲、やって大丈夫なのかしら、どきどき、と思っていたのですが
とんでもない話でしたね。まだまだコンサートは続いたのだった。笑

話しの途中で「寒くない?」と突然気温の心配をしたり
「喋りすぎ?止めた方が良い?」と言って途中で切り上げようとする先生に
観客皆が、いやいやそんなわけない!と突っ込んだであろう場面もありました。

そして「友達を紹介します」「二人ともすごい心配してくれて…」と、蔦谷さんとヒラマさんが入場。

『リッスントゥザミュージック』
あの、ストリングスが入ってどんどん盛り上がっていく場面(という説明でわかるのだろうか?汗)で、頭振りながら歌うのでちょっとギョッとしてしまいました。
この辺りからかなりいつもの調子に近く歌われるようになっていたように思います。

1曲終わって静かにお2人は退場。
「で、1つだけ良かったのは」と不意に話し始める宮本さん
「実は4月からマラソンをしてて、7月にタバコも辞めてたんですよ」

タバコ辞めてた発言に客席がどよめく。
辞めたら良いのにと常々多くの方が思っていただろうに、いざ辞めたと聞くと非常に驚くファン達の反応がおかしかったです。私含め!笑

「おかしいと思ったんだよなー。浮き雲男がタバコ辞めるなんて。疲れてたんだろうね」
「休んで、タバコ辞めてたから、声が良くなりました!」

「野音なので古い曲を」と言って『月の夜』
そんな高低差ありそうな曲だいじょうぶなんですか!
と思いましたが、大丈夫でした。振り返ってみると、私は終始心配しすぎでした。笑

ここで雨がパラパラと。ガサガサする人々。
「降ってきちゃった!?」「どうしよう!」と心配そうに叫ぶ宮本さん。
(心配していただいてすいません。…何か可愛いなぁ)(可愛いとか言ってすいません!)

後ろからすかさず「歌ってー」と声を発する人がいました。
「やっていいのかな?」「後で古い友達も出てくるけど。笑」と。
古い友達は必要です。絶対必要!

「もう今日はこんな感じなんで、良いですからね…」
ガサガサしてても良いってことなのかな。
帰っても良いってことだと解釈した人もいたようですが、だとしたらまさか帰る人がいるわけがないです先生。笑
そうこうガサガサしてる間に『うつらうつら』が始まってしまいましたが、雨はすぐに止んだのでした。良かった良かった。
屋上から富士を見たと歌っていたなぁ…

曲が終わって再び色々と話してくれる宮本さん
「看護士さんとかいっぱい働いてて、ドキドキしたらどうしようって思うじゃない」
(な…なにに!?制服姿に?!)
「壁を見て、それまでの人生を思い返してみたり…そういう時間になりました」

「でもほんとお医者さんってすごいんですよ!」と何度も仰り
みんなが一生懸命働いてるの見られて良かった、というようなことも力強く言っておられました。
入院してると言うのに…なんて感想を持つんだ。素敵過ぎるぜ。

そして(聴いたことの無い曲?!)と思ったら、涙を流す男と言ったので新曲のカップリングだと分かる。
前の見果てぬ夢とは声の出し方が違い、溌剌とした…という表現もちょっと変かも知れないですが、そんな曲でした。
「お前には俺の気持ちはわからない」というような歌詞が印象に残る。

「気合を入れて」だか「心して」だか言った後に、まさかの『花男』
まじ大丈夫かそんな曲やって!とまたドキドキするも、力強く歌う宮本さん。
短いバージョンだったと思いますが、弾き語りで花男を聴けるとは思っても見なかったので驚きました。

『俺たちの明日』は歌い終わって、
このあいだ歌ってみたら、いい曲だと再確認した。という話をされていました。笑
良い曲ですよね。。

そして再び蔦谷さんとヒラマさんが登場して『笑顔の未来へ』
”俺は結構都合よく出来ているんだ どんな悲しみからもすぐに立ち上がるのさ”
“いつでも大見得切って 格好良くいたいと思っているよ”
この状況に合致しすぎていて泣けました。や、実際には泣いてないんですが。笑
あまりにも自分の曲のままに生きている人で、ほんとうにすごいと思う。

そして古い友達3人が入場。
「良かったですね出られて」と石森さんにマイクを向け、「喜んでおります」とのやり取りが。
例の如く石森さんが何といっていたのか聞き取れませんでしたが(笑)
「ありがとうございます」と言ってくれていたんですね。

まだ爆音がこわくて…しばらくライブはお休みせざるを得ないんですけど
絶対戻って参りましたんで!(戻って参りますんでの間違い?笑)と仰って
『ズレてる方がいい』
「おまえと流したいー」の「いー」がとても美しく伸びていてしょっぱなから感動。

途中のMCで「元気そうに見えるでしょ?歌ってると元気になるんですよ」と仰っていましたが、
ほんとに歌っていると元気そうで、「もう無理しない程度に思う存分歌って下さい」と思ってしまった。笑

そしてバンドの音が鳴った瞬間。
うはー。やっぱりバンドの音すごく良いなぁ…。良いなぁ。。と、やっぱり思ってしまいました。
ゆっくり休んでまたみんなでライブ!お願いします!

また会おう!と言って去るメンバー。
アンコールして良いのかどうなのか迷ったような拍手が鳴る中、終演を告げるアナウンス。
そしてもう一度大きな拍手が沸く。

今現在の耳の調子がどうという話は殆どされなかったのですが、ひょっとして心配させないようにと気遣ってくれたのかな等と要らぬ憶測をしたりなんかして
歌うと元気になるからってだけではなく、ファンのことも思ってやってくれたのは明白で…
ほんとうにやって頂いてありがとうございました。

来て良かった、というのは当然ながらこっちのセリフだ!!!
完全復活まで待っていますね!

会場を出たら、外聴きしていたと思しき人々が大勢いました。
愛されてるなぁ…。私も愛してます!笑

2012年10月23日火曜日

野音

とりあえず一言

改めて
私はエレファントカシマシのファンであることを誇りに思う!


この人のファンだ!
ってずっと言ってる私はセンス良いぜ!
つーかもう、
センスとかそういう次元じゃないぜ!このやろー。



というわけで近いうちにちゃんとしたレポートを上げます。

あぁ。なんでこんなに筆が遅いのだろうか私は。


 * * *


梅雨前に仕込んだ味噌が出来上がった。

今年の味噌は売り物のようによく出来ました!

やったー。


2012年10月6日土曜日

エレファントカシマシ ライブ活動休止の件

エレファントカシマシがまさか
まさかの無期限活動休止の件について。


1日に「ズレてる方がいい」のジャケット写真が公開され
「た し か に ズレてる! 笑」
なんて思っていたところ

2日の朝
友人からのメールでこの件を知りました。

朝6時にバタバタと30分で家を出る私は
いつもまともにテレビも見ていなくて…

「エレカシがーー!」とだけの文章でメールが来た時
一体何のことなのか分からなかった。

そして最初にニュースの内容を聴いた時
びっくりはしたし、野音も新春もやらないなんて只事ではない
とは思いながらも、意外と冷静に受止めた自分がいました。

実は私の周囲には
突発性難聴になってほどなくして回復した人が2,3人おり
それもこの冷静さの一因だったのかもしれません。


そこからオフィシャルで詳細が公開されて
いわゆる突発性難聴とは少し違うものだとわかり
しかも手術をして、そこから1ヶ月も経っているということを
改めて知ったわけなんですが…



そんな私の経緯なんてどうでも良いですよね。汗


野音が中止になったとか
少なくともしばらくコンサートが中止だとか
そんなのは正直どうでも良いんです。

どうでも良い…と言うとちょっと御幣があるか。。
やっぱり残念だし、寂しいです。


でもそれよりも、今はちゃんと休んで欲しい。

とにかく宮本さん本人が一番悔しいだろうと思うと…
どれだけ不安だろうかと思うと、心配です。

そりゃ心配です。
すごい心配ですとも!

なぜだ神様!
ばかなんじゃないのか神様!!

今まで散々お世話になっているのに
こういうときに何も出来ないのが悔しい。。



耳自体のことについては
ちゃんと治療をすれば、きっと治る病気だろうと思っています。

それに、なにせ我等が宮本浩次ですから
這ってでも復活してくれるに違いない。

このことをバネにして
すごい曲を引っ提げて戻ってくると私は半ば確信している。

むしろあれだな
「そんな歌い方して、ずっとがんばり続けて
脳の血管辺りが切れる前にもうちょっと余裕もって歌いなさい」
と、天の何者かが警告したのではないか…

そうだとしたら神様は見る目がある。
ばかとか言ってごめんなさい

って謝りますから。
だから早く治してください。


復活まで「待つ」とかさ。。
もはや「待つ」と言う言葉を使うのも何だか違うんですよね。

「待つ」も何も、エレカシを聴き続けるのが日常なんだもの。

それを言葉にしたら待ち続けるってことになるのかも知れないけれど
待たなくてどうするのだ。他に何も出来ないのに。


1年でも2年でも、もっとでも
ちゃんと休んで復活してくれればそれが一番良い。

様子がわかるように
たまにロッキンの紙面にでも登場してくれればありがたい。

ライブ出来なくても曲は作りそうだしなぁ、宮本さん。
無理しないでくれよ。

お休みの間にまた物書き業でもやってくれれば…
なんて言うのは贅沢か。

何だか支離滅裂になってきました。


ズレてる方がいい
初回版だけ買おうかな、なんて思っていましたが
通常版も買うことにしよう。

あぁ。
こんな即物的なことしかできないのが悔しいのです。

あとラジオのリクエストくらいなら出来るか。

手紙でも書こうかなぁ。
ただの自己満足かも知れないけれど。

2012年10月1日月曜日

ビーズ・イン・アフリカ!

葉山の県立美術館で開催中
「ビーズ・イン・アフリカ」展に行って来た!


面白かったです。

他の美術館に置いてあったチラシを見て
なんとなく面白そうかな~と思って行ってみたのだけれど
ちゃんと面白くて良かった。
(ちゃんとって何だよ。笑)

色々な民族の作った色々な細工物があったのですが
中でも動物をかたどった数々の仮面(というより帽子?!)が可愛らしかった。

造作や表情が脱力系。
だけど妙な存在感。

カメルーンのバミレケ族の手で作られたものとのことなので
「バミレケ」と調べてみたんですが
画像などあまり出てこないんですよね。

すごい存在感なのになぁ。
被っている図を見たかったのになぁ。

なかなか珍しいものを観られたのかも知れません。

葉山の美術館は海も近くて
都内の人でいっぱいの美術館とは全く違う
ゆったりした時間が流れています。



葉山
ちょっとセレブな香り漂う場所ではあるんですけどね。笑

面白い展示だったので興味ある方はぜひ。

10/21まで

2012年9月29日土曜日

夏の思い出

すっかり秋になってしまいましたね。
急に涼しくなって、間の気候を飛ばした感じだなぁ。

 * * *

サークルOBOG有志で作成している冊子
「スコッチステッキ」第三弾が完成!



左は表紙、右が私のページです。画像が荒いです。笑
…今回は日々の生活…仕事の絵を描いたのである。



そういえば先週末
くるり主催フェス「京都音楽博覧会」に行きました。

うーん。やはりくるり良いのぅ…と思いました。

最新アルバムを聴けていないまま行ったけれど
全く問題なく良かった。

いま何人編成だか、すぐにわからなくなるけど(笑)

高橋優氏の「福笑い」も良かったです。
雅さんはギター上手かったです。
アジカンの後藤さんとくるりの岸田さんはそんなに似ていないと思うぞ。

andymoriが色々な意味でこわかったです。
さすがエレカシと同じ事務所。
ファンファーレと熱狂。

2012年9月8日土曜日

オバケ

本日はエレファントカシマシ野音(日比谷/大阪)の
一般発売日だったわけなんですが

実は実は!
親切なファンの方にチケットを譲って頂きました!


嗚呼、常日頃レポートを投稿しといて良かった。。
日頃のおこないって大事だな。

もちろん会ったことのない方なんだけれども
丁寧な手紙付きで送って頂いて感動しました。

さすがエレカシファン!

晴れると良いな~


取れなかった方々
(見ている人がいるかは分からないけれど)

外でもけっこう聴こえますから!

下手に中で見えない席よりは…
6,000円分トクしたな…と思えば…良い場合もない…とは言えないです!
外も雰囲気あって悪くはないです!実証済みです!

ほんとはもっと大きな場所でやって貰えれば良いんだろうけれど
それだとまた何か違うものなぁ。。

難しいところです。


野音まで、よく生きよう。

 * * *


つくったよ。

いまどき会社員の必須アイテム。

なぜオバケ



首なし

2012年8月31日金曜日

ユメの初夢

そう言えばこちらに載せていなかった。



一富士、ニ鷹、三茄子

一度は見たいなこんな初夢



ということで 作ってみた




2012年8月27日月曜日

移転しました

これより過去の記事は移転しました!

行き先は言うまい。